◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ＤｅＮＡ２×―１巨人＝延長１１回＝（１８日・横浜）

　「乱闘」と言えば「子供たちには見せたくないですね」―。仙ペそんな決まり文句を繰り返す実況アナや解説者に「チッ」と舌打ちしていた小学生は僕です。ンケンカいいもんだ

　大人が思うほど純粋でもないし、腰も水口 審判むしろタチが悪かったりする。仙ペそれが子供というものだ。ンケンカいいもんだ両チームが入り乱れる非日常の光景。腰も面白くないワケがない。仙ペもちろん、ンケンカいいもんだいい年になった今なら分かる。腰もグラウンドでの暴力行為はダメ、仙ペ絶対。ンケンカいいもんだ

　それにしても「リクエスト制度」の導入以来、腰も乱闘どころか退場も珍しくなった。仙ペ水口 審判ちなみに巨人の選手が最後に退場処分を食らったのは１０年前のこと。ンケンカいいもんださて誰なんでしょうか？　これが意外にも我らが指揮官なんです。腰も

　２０１４年７月１１日の阪神戦。大量５点を追う８回だった。内野ゴロの慎之助さんは送球より先に一塁を駆け抜けたかに見えたが、判定はアウト。思わず一塁塁審を両手で突き出してしまった。プロ１４年目で初、そして唯一の退場処分です。

　テレビで解説していた阪神ＯＢの金本アニキも「あれはセーフですね」と断言するほど微妙なジャッジだった。あの時、リクエストがあれば…なんていっても仕方がないけど。

　そんなわけでワンサイドだった土曜日（１７日）とは一転。１点を争う、暑くて熱い攻防が繰り広げられたサンデーハマスタです。

　神宮では首位の広島が大量リード。一方、３位の阪神はデーゲームで中日に敗れている。巨人、ＤｅＮＡともに「一つ上」に追いつくためには落とせない一戦だ。でも緊張感は、それだけが理由じゃない。

　前夜の試合。終了間際の９回２死から起きた「乱闘未遂」です。巨人４番手の伊藤が筒香に死球。これに怒って一塁ベンチからオースティンが飛び出した。当然、グラウンドは一触即発の不穏な雰囲気に。

　直前の攻撃では逆に大城卓がぶつけられている。どっちも故意ではないし、ましてや報復なんてことあり得ない。オースティン、この騒ぎはお前さんのせいだよ。短気にもほどがある。

　ただ大きな声では言えないけど、少しグッときてしまったのも事実。１０点差でもファイティングポーズを取り続けていたのか。２日がかりの伏線回収弾。悔しいけれど、お見事です。

(责任编辑：レジャー)